2022.04.27.当社の管理船 APOLLON LEADERがベストクオリティーシップ2021を受賞しました!
三菱鉱石輸送が保有、船員配乗ならびに保船管理を手掛ける自動車専用船APOLLON LEADER(船名:アポロン リーダー)は、日本水先人連合会(注1)が選定する「ベストクオリティーシップ2021」を受賞しました。
同賞は、船舶の安全運航と港湾や海洋環境の保護に関する意識高揚に資するため、2003年度に創設されました(注2)。2021年度は水先人が乗船した船舶の中から、運用、航海設備及び乗下船設備の評価基準から特に優秀とされた(注3)7隻が選ばれております。
また、当社は過去にも、ケープサイズばら積み船 SANTA LUCIAが「ベストクオリティーシップ2010」を受賞しております。
<本船概要>
全長:199.99メートル
全幅:32.26メートル
総トン数:60,213トン
自動車積載台数:6,341台
(注1)日本水先人会連合会
各区水先人会の全国的な連携のため設立された組織。
https://pilot.or.jp/
(注2)ベストクオリティーシップの詳細は以下日本水先人連合会のホームページをご覧ください。
https://pilot.or.jp/news/award_2021.htm
(注3)
具体的な本船の評価としては下記のとおりです。
【乗下船設備】
・水先人用乗下船設備に関するSOLAS条約規則及びIMO勧告の要件がすべて満足されており、また、リーサイドの確保を含む水先約款第8条に定める乗下船の安全措置が確実に実施されていた。
【航海設備】
・水先業務に利用する航海計器及び主機、操舵機、サイドスラスターなど操船に必要な設備がすべて正常に動作していた。
・当該水域における適切な海図が備えられており、最新の状態に維持されていた。
【運用】
・法令に定める信号が確実に実施されていた。また、水先人の操船号令に対するアンサーバックが明瞭で、それが確実に実行されていた。
・船長又は当直航海士により定期的に船位確認及び見張りが実行されており、水先人に対してそれらの情報が適切に提供されていた。
・乗組員にはBRMに関する十分な訓練が行われており、パイロットカード及びパイロット情報カードによる情報交換を含め、円滑なコミュニケーションをとることができた。
・安全運航に対する船長及び乗組員の意識が高く、船内の指揮命令系統が完全に維持され、かつ、水先人に対して万全の協力体制が確立されていた。